Webサイトのリニューアルや改修・改善施策の検討をおこなう際に、現状分析をおこなうケースが多いと思います。
現状分析では、自社サイトのアクセス解析や検索順位調査などの他に、ベンチマークしている競合他社との比較調査をおこなうことで、自社サイトに足りていないコンテンツや必要な取り組みを明確にすることが出来ます。
今回は、通常のサイト比較以外の比較調査例をご紹介させていただきます。
サンプルとして、ある企業の比較調査の実施例を内容は伏せた形で使用させていただきました。
SNS投稿や口コミ調査
SNS投稿調査
X(旧Twitter)の投稿やInstagramの通常検索やハッシュタグなどでの投稿をリスト化し一覧化する方法があります。
一定の期間内での投稿量の比較による認知度の他、投稿内容をポジティブ・ネガティブのどちらなのか分類をしたり、何について言及しているのかをカテゴリー分けすることで比較しやすくなります。
口コミ調査
SNS同様に、ポータルサイトや比較サイト、口コミサイトなどのメディアに寄せられているコメントや評価を調査することで、比較することが可能になります。
※こちらのサンプルは今回ございません
検索キーワード比較
企業名・店舗名・ブランド名・サービス名・商品名などのキーワードで検索する際、そのキーワード単体ではなく複数のキーワードと組み合わせて検索することがあります。
例
「ブランド名 価格」→組み合わせキーワードは「価格」
「ブランド名 人気」→組み合わせキーワードは「人気」
「ブランド名 人気 理由」→組み合わせキーワードは「人気 理由」
検索キーワード比較では、まず自社と競合のそれぞれの商品やサービス名で検索されているキーワードを取得し、組み合わせキーワードを抜粋したのち、それが何について知りたいキーワードなのかを分類していきます。
分類した上でそれぞれを比較すると、課題となるポイント・改善すべきポイントが見えてくる場合があります。
まとめ
以上がベンチマークしている企業との競合比較調査例となります。
サイト構造比較により足りないコンテンツの洗い出しや、検索順位比較によるSEO施策の方向性の検討とあわせておこなうことで、訴求すべき内容を明確にすることが出来ます。
比較調査のみも対応可能ですので、お気軽にご相談ください。